脇役たちのBIG GAME。サディック・ベイの51得点、ジョシュ・ハートの44得点。

Record

NBAのシーズン中、エースではない脇役が大量得点をあげることがあります。
3月17日、サディック・ベイはキャリアハイの51得点をあげました。それまでのキャリアハイは32得点、とりわけ直近の5試合は13、13、9、12、9得点とシュートタッチが酷かっただけに、初の50得点越えは驚きでした。
ピストンズのヤングコアの一人でもあるベイは、ジェラミ・グラント、ケイド・カニングハムに次ぐ1試合平均16.3得点をあげていますが、エースというわけではありません。しかしこの試合、3PTを10-14で沈め、FGも17-27、FTも7-10の高確率で50得点越えを達成しました。

同じく、かつてレイカーズのヤングコアだったジョシュ・ハートは、3月12日にキャリアハイの44得点をあげています。それまでのキャリアハイはルーキー時の2018年に記録した30得点だったため、こちらも驚きの点数でした。
今シーズン平均14.3得点のハートは、この試合3PTを6-9で沈め、FGも15-21、FTも8-8の活躍で44得点を達成しています。

  • エースではなくとも、もともと爆発力を備えていること
  • エースが欠場し、自身が1stオプションになる状況であること
  • チームメイトたちに信頼されて、パスが回ってくる状況であること

NBAの世界では、脇役といえどもいつでも主役になれる実力をもっています。その中で、こうやって記録を残せる選手は一握りです。巡りあわせといえばそれまでですが、数少ないチャンスで結果を出せるのもまた、不断の努力の結果だと思います。
こういうニュースもまた、NBAの醍醐味ですね。

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